2010/12/26

年賀状制作/Everlasting

 昨晩は親の年賀状作りを手伝った。ホントはロクに整理していないHDDの中身の整理に取り掛かりたかったのだが、先に親の方から片付けておいた方が効率良いだろうと判断した結果である。
 使用ソフトは筆まめ。バージョンアップを繰り返しながらかれこれ数年間使い続けている。尤も、年賀状送る時期が終わったら速攻でアンインストールするのだが。4GBオーバーを遊ばせておくだけのキャパシティはウチのマシンには無い。

 さて、いざ文面デザイン始めようと思ってはがきを見てみると、
「…………何故三種類もある……(溜息)」
 無地だけならともかく、絵付き(兎or富士山)があるのはどーゆーことか。

 絵付きのはがきに合うようにデザインするのは少々めんどくさい。絵のある場所は予めその形に合わせて空けておく必要があるし、全面印刷が出来ないので派手な事が出来ない。文章の配置で勝負しなければならないので結構気を使ってしまうのだ、性分的な問題で。
 一方、全面印刷の出来る無地は、ソフトに収録されているデザインの中から気に入ったのを採用して、フォントなんかに少し手を加えるだけで完成するので簡単だ。おまけに派手で見栄えが良いものを作れる。
 だからいっそ全て無地の方が良かったのだが、ウチの親は年賀状を手書きでしたためるのが当たり前だった頃の人なので、無地よりも絵付きのほうが良いと判断したっぽい。…………こういうのもアレだ、所謂ジェネレーションギャップなのだろうか……

 まあそれでも一応デザインは頑張った。何せバイト代(漱石一枚)が出るのだから手は抜けない(何)。試作しては親に見せて、修正してはまた見せてを繰り返して三パターン製作。要らぬ葉書を実験台に、具合を確かめる目的で試し刷りしてみる。すると、
「うわ、こりゃまた随分と綺麗に出力されるな…」
 一体何に驚いたかというと、今年購入したプリンター(Canon MP560)の印刷品質の高さにである。特に宛名面印刷した時の郵便番号の収まり具合はある意味芸術的だった。余りにもド真ん中過ぎて思わず笑ってしまった程である。しかし、…………昨年年賀状印刷してた時に使っていた機種で、必死になって印刷位置の微調整繰り返していたのは果たして何だったのか……(遠目

 んでその後年賀葉書装填してひたすら印刷。あっという間に終了。
 終わってしまえば何とも呆気無い事この上ないが、まぁ、そんなもんだろう。


 しかし、よくよく考えてみると昨日ってクリスマスだったんだよな。
 …………我ながら、色気も何もへったくれもない聖夜だったというか何と言うか……はぁ。

   †   †   †

 最近よく聞いている歌がある。
 ユニコーンEP2「赤い彗星」の主題歌、Kyleeの歌う「Everlasting」である。

 不思議なもんで、スタッフロールのBGMとして劇場で聞いたときはそれ程気にならなかったのだが、後日改めて家で聞き始めたらあっという間にお気に入りになってしまった。――――メロディもそうだが、特に歌詞が。

 多分、同時期に真月譚月姫の最終巻を読んでいたせいだろう。Everlastingという単語の意味が示すように、この歌の歌詞は想い合う二人の「永遠」を歌い上げるものだから、それが最終巻ラストでの志貴とアルクェイドに重なってしまって、強く印象に残ってしまったのだ。
 …………しかし、よもやそこから派生して士郎とセイバーとか幹也と式まで想起してしまい、加えて先日読了した「氷結鏡界のエデン」のシェルティスとユミィまで重ねだしたからさぁ大変とか果たして誰が予測出来ようか。つまり知ってるサブカルキャラクターズの中でも関係が切ないカップルを無差別に歌詞に当て嵌めまくってたみたいでってああもう我ながら書いててホントにトチ狂ってやがるなコンチクショウorz
 なまじ「Everlasting」はメロディも歌詞も切ない感じなので、そういう関係を当て嵌めるととてもしっくり来てしまったのが大変いけない。いやある意味ごく普通のポップスだから、ラノベとかコミックのキャラを歌に重ねても別にダメな訳じゃないんだが、…………何だか、ねぇ……(溜息

 ところでふと思ったのは、
「この歌が「永遠」を歌い上げたものだとして、またこの歌の中での「私と君」がUCのバナージとオードリーに重なるとして、しかしEP2時点での二人は、まだそこまでお互いを強く想い合っていたわけではないんじゃないか?」
 ということ。どうせなら、二人がもっとお互いを意識しあうようになってからの話で使った方が良いんじゃないかと思ったのだ。何れにしろ良い歌なので別に構わないが、少し気になってしまったので。


 …………とまぁ、取り留めもないことを「Everlasting」聞きながら思い浮かべたり。

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