新型コロナウイルス、ひいてはその疾患(COVID-19)でてんやわんやしている今日此頃。
皆様如何御過ごしでしょうか?
ちゃんと活動自粛していますか?
不要不急の外出は控えていますか?
……とまあ、茶番はさておき。
しかしなんつーかホント、おっそろしい状況になったもんだなあ……年末年始、ゴーンの国外脱出を「また愉快な事態になったもんだ…w」と面白く可笑しく思ってたら、まさかほんの数ヶ月後に斯様な国際的カタストロフィに見舞われるとか誰が想像出来たろうか。
幸い、自分は元々出不精な質で引きこもることに其程苦痛覚えないから気が楽だが、そうでない人間は気が狂いそうかもしれんね。日本人ってワーカホリックなエコノミックアニマルだし余計にしんどかろうよ。マクロに見れば良い薬かもしれんが。
運が良いのか悪いのか、通い先から出禁食らったのを是幸と只管自宅でゴロゴロしてゲームやってウイスキー呑んでネットサーフィンして通販サイトをウィンドーショッピングしてるが、そんな中沸々と湧いてきた物欲を整理するのが本記事の目的だったり。
ってなわけで早速。
・ポータブルヘッドフォンアンプ:xDuoo XD-05 Plus
人物解説のページを見て頂ければ分かると思うが、自分が保有しているアンプの類は合計で3つ。
一番最初に購入した「FOSTEX HP-A3」。フォーマット上限PCM96kHz。
某電気屋で投げ売りされてたのを掴んだ「NuForce Icon」。上限PCM48kHz。
そして最近大枚叩いて買った「iFI Audio xDSD」。上限PCM768kHz/DSD512。
最近メインで動かしてるのはxDSDで、Hidizs AP80と重ねて使うことが多い。極めてミニマムに環境が纏まるので可搬性抜群。音も上々。
ただ、xDSDには一つどーしてもしんどい弱点がある。買う前は然程気にしていなかったのだが、使ってる内にじわじわと実感してきてしまったというか。
その弱点とは――――バッテリー容量。もとい駆動時間。
xDSDはBluetoothなら8時間使えるが、USB-DACとして使うと6時間程度しか保たない。AP80が公称15時間なので、組み合わせると1回と半分の充電を途中余儀無くされるのだ。
コレが中々、めんどい。正直、めんどいのである。(大二言
加えて最近K701を引っ張り出して使ってみた際に、パワー不足的な感覚を得てしまい、もっとドライブ力が強いアンプが欲しいなあ、と思ってしまった。
尤もxDSDの出力はメーカーのスペック表見ると決して貧弱と言う程弱くは無く、むしろポータブル機器としては十分なレベルに達していると思う。が、流石にK701のような据置向けオーバーヘッドをドライブするには力不足なのかもしれないな、とか。
ドライブ力の強烈なPHPAというと、すぐに思い浮かんだのがiFIのmicro iDSD BLだが、流石にアレは幾ら何でも高過ぎてそう簡単に手を出せる代物ではない。憧れではあるけど。
ぶっちゃけxDSD手放しゃ頭金くらいは出るが、しかしxDSDの小音量でもギャングエラーが出難いボリュームの仕組み(詳しい方に曰く「エンコーダー制御のアナログ抵抗ICボリューム」らしい)は個人的に結構気に入ってる部分なので、売り飛ばすのは勿体無い。
もっと安いの無いかなあ、でも安いとクオリティとかアレかなあ、なんて思いながら、ちょっと前に登録して、しかし一度も使ってなかったDrop(旧Massdrop)のページを眺めてたら、一つ面白い機種を見付けてしまった。
それが、xDuoo XD-05 Plusである。
最近そのコスパで伸びに伸びている中国オーディオだが、xDuooもその例に漏れず。製品数は決して多くないが、中々ニッチな辺りを攻めてるというか、面白い製品が多い。特にデジタルトランスポーターのX10TIIとか。あんなもん国産では絶対出てこんぞ。
XD-05 Plusは数年前に発売されたXD-05のアップグレード版で、特に駆動力が大幅に増した点は見逃せない。32Ωで1000mWは思わず二度見した。海外のフォーラムのレビューでも、ハイインピーダンス機や低能率機を問題無く駆動出来ると言われてる辺り、ガチである。
対応フォーマットも幅広く、PCM384/DSD256まで対応する。ぶっちゃけこれだけ扱えりゃ先ず不自由しない。つーか自分が聞くジャンルでPCM384/DSD256以上のファイルを見たことが無いので、完全にオーバースペックである。MQA?知らん。
更に更に、オプションで専用のBluetoothレシーバーを追加すればaptX LLやaptX HD、LDACに対応したワイヤレスレシーバーにもなるという至れり尽せりっぷり。正直詰め込み過ぎである。
そしてこれだけ詰めて詰めて詰め込んで、何と本体価格が30kを割る。Bluetoothレシーバーのオプションをセットにしてようやく33k前後。破格もいいトコ。
中国オーディオ、ヤベぇ…
レビュー探して読んだ感じ、音質面は問題無さそうだったので思わずIYHしてしまいそうになったのだが、慎重に情報を集める内に「最近のスマホやDAPと接続する場合、Type-C to CのUSB OTGケーブルを探すのにかなり苦労する」という弱点が分かって寸前で躊躇。
その上、メーカーの公式ページを見たら「その内OTG機能の無いケーブルでも接続出来るよう改善するのでお知らせを待っててね」的な記述が発見されたので、今回は泣く泣く見送ることを決意したのだった。
んで現在はアップグレードのお知らせ待ち。出たら速攻でIYHするんじゃないかな…
・ポータブルヘッドホンアンプ:Topping NX4DSD
此方も中国オーディオ。Dropで同社の据置アンプやらDACやら並んでたのを見て興味出て、メーカーの公式ページへ飛んでみたら見つかったのがコレ。
特筆すべきはそのスペックに対する価格。PCM768/DSD512まで対応し、300Ω時に114mWの出力を持ちながら、何とたったの19k。安過ぎて此方もつい二度見した。
USBレシーバーにXMOS XU208というXD-05 Plusと同じチップを搭載しながら、フォーマット上限がもひとつ高いトコにあるのは如何なるテクによるものか。中国オーディオどーなってんの…
余りのコスパに物欲がぶわっと湧いたものの、此方はレビュー探しても情報に乏しく、音質が如何程のモノか掴み難いのが残念。それでも少ないレビューを斜め読みした感じ、決して悪いものでは無さそう。
懐に余裕あるなら是非試してみたいがなあ…
・デジタルオーディオプレーヤー:SHANLING M6 Pro
またまた中国オーディオ。今度はプレーヤー。今時のAndroid式DAP。
既に発売されているM6というモデルのアッパーバージョンで、本記事執筆時点で国内未発売。スペックだけ見るとこれまた至れり尽せり。
特にAmazon Musicのようなサブスクリプションサービスの利用時に、Android OSのSRCをバイパスできるのは個人的に評価高め。HiByやiBassoのDAPにも同じことが言えるが。
中国DAPはFiiOも有名だが、どーもUIの完成度がHiBy系に劣るっぽいのよなあ。AP80を愛用してる身としては、HiBy系の安定したUIは魅力的。Link機能も便利だし。なのでSHANLINGは候補に入りやすい感じ。
流石に価格は高めで、どうやら80k前後は掛かりそうな御様子。尤も、主要バランス端子全部載せでこのスペックなら、十分HiBy R6Pro辺りとガチれる気もするが。
・シングルモルトウイスキー:ラガヴーリン 16年
此処に来てまさかの酒で読者が混乱する顔が浮かぶ浮かぶ…
いやでも本当に欲しいんだから仕方ない。
ウイスキーは特に此処二、三年で凝り始めて、最初はジョニ黒から入って、最近はとうとうアイラモルトのボウモアとアードベッグに手を出していたり。デイリーはジョニ赤かホワイトホースのハイボール。ソーダストリームを導入しているので連日ぐびぐび呑みまくってる。
飲酒を解禁してからビールやらライトなカクテルやらワインやら日本酒やらかっぱかぱ開けまくってるが、最終的にウイスキーちびちびへ行き着く辺り、自分も随分と年食ってしまったなあ……(遠目
アイラはつい魔が差して手を出してしまったのだが、ボウモアは「思ったより普通やなコレ…」、アードベッグは「…………!!??!?!? 何じゃこの味!?(混乱」ってな感じ。でも呑み切る頃にはどっちも悪くないなー、と。
ラガヴーリンはデイリーで愛飲しているホワイトホースのキーモルトってことで興味あって、しかし如何せん値段が値段なのでちょっと躊躇してしまってるというか。巷じゃ16年でこの価格ならむしろ破格って言われてるけど、それでも7kは中々厳しい…
他にもグレンモーレンジィとかマッカランとか、或いはウイスキーではなくコニャックやアルマニャックといったブランデーなど、色々呑んでみたい酒は多いのだが、個人的に優先順位がオーディオ>>飲酒なので機会に乏しいのが悩み所。
財布の中身は無限じゃないからね、仕方無いね……………………(血涙
…………こうして記述してみると、我ながら物欲塗れですねえ…………
まあ現代人らしいっちゃらしいが、複雑な気分だ……
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