2011/03/16

ライトノベル雑感:新約 とある魔術の禁書目録 第01巻

 400ページは中々の読み応えだった。というか、最後の最後でカミジョーさんがまぁた美味しいトコを持ってったなオイww

 第三次世界大戦が終結し、ようやく手にした平穏な日々に浸る浜面と一方通行[アクセラレータ]。だが、学園都市の「闇」はそう簡単に彼らを解放してはくれなかった。
 セイヴェルンの性を持つ少女。『新入生』を名乗る新たな暗部。
 追われる者と、追う者達と。
 平穏を手にしたはずの二人のヒーローは、それでも自らの信念に従って再び「闇」と対峙することを選ぶ。だがそれは、学園都市が二人を追い詰めるために仕組んだ謀[はかりごと]だった――――

 それにしても今回は浜面がパワードスーツで大活躍だった。相変わらず道具の活かし方とか気転の利きっぷりが半端無いぜ世紀末帝王。
 しかし…………時速1,000㎞突破するバイクとか、超能力者[レベル5]をも上回りかねない破壊力のパワードスーツとか、最早コレ何世紀先の技術????と思いたくなるねマジで。凄すぎて何が何だか…
 因みに滝壺がしっかり嫉妬パワー(というか怪電波?)を発揮してて何よりでした。つーかなに、巨乳だったのあの子!?なんてこった……浜面の女を見る目、マジパネェっす。(何

 今回は基本的に科学サイドのお話だったので魔術側の人間は殆ど登場しなかったが、チラリとインなんたらさんが登場はしていた。いたのだが、…………うーむ、実に痛々しい感じだったというかなんというか。ビリビリさんの方も同じよーな感じだったし。カミジョーさんはとりあえず反省しとけと。
 で、そのカミジョーさんだが最初に書いたとおり一番ラストのラストにひょっこり登場して一番美味しすぎる所を颯爽とかっぱらってしまわれたとさ。…………くそう何だこの主人公パワー!(意味不明
 だが御陰様でとうとう三人の「ヒーロー」が一堂に会することに。これはホントに次巻が待ち遠しいですな…

 ある意味、とうとう「本当に」交錯し始める「魔術」と「科学」。
 魔術サイドの代表たる当麻、科学サイドの代表たる一方通行、そしてどちらでもないただの「人間」の代表たる浜面。
 この三名が出会い、知り合い、集ったことで、果たしてどのように物語[セカイ]は拡大してゆくのか。
 「「新約」とある魔術の禁書目録」、開幕。

0 件のコメント: